お遍路スイッチVol.9
引き続きお遍路の空の下です。
25日目です。予定では丁度半分。
心身共に良好。
体型は少し変わり、一段とレスラーっぽくなってきました(
さて、今回のテーマは「自分らしく歩く」です。
なぜこのテーマにしたかというと、
Yさんとは7番札所近くの「越久田屋」という宿で一緒でした。
Yさんの気持ちを思うと、
「こだわらずとらわれず」以前コラムでも書きましたが、
多分Yさんはお遍路を始めてから一週間「痛い、辛い、悔しい」
Yさんは「チャンスは今回だけ」とおっしゃられていました。
「お大師さまも現代に生まれていたら、
冗談でYさんに言ったら少し笑ってくれました。
もしかしたら「自分らしく」というのは、
さて、私も残り半分です。「自分らしい」
リンクはこの下あたりにはっていただけると思っています(多分)
またまたはりました!w(by 管理人)
合掌 (^人^)
2013年
お遍路スイッチVol.8
あけましておめでとうございます(^^)。
「歩きお遍路」の空の下でこの原稿を書いています。
12月21日から始めたこのお遍路もすでに14日目です。やっと身体が歩く事に慣れてきて、お遍路を楽しめるようになってきた所です。足が出来上がるまでは、辛くて厳しい毎日でした。マメが出来たり、アキレス腱が痛くなったり、筋肉痛で和式トイレが使えなかったり。人間は環境に合わせてちゃんと成長して行くんだなぁと実感しています。
そして、あらためて四国の人達の「お遍路さん」への温かさを感じながら毎日歩いています。お接待をはじめ、声を掛けていただいたり、笑顔で挨拶を交わすだけでも元気をいただけます。通学の子供達と遭遇した時などはひとりひとりとご挨拶ですのでちょっと大変ですが、子供達の笑顔にやられっぱなしです(^^)。
しかし、お遍路は始まったばかり、まだまだ何があるかわかりません。良い事もそして悪い事も。「お遍路は人生そのもの」といわれますが、歩いているとその意味がよくわかります。いずれそんなお話も出来ればと思います。
そんな「歩きお遍路」の魅力をリアルタイムでお伝え出来ればと「おまいりんぐ」のスタッフさんがブログを作ってくれました。「空と海の出会う場所」といいます。名前だけはいっちょ前なんですが(^^;)、今のところはその時その時に見たもの、思った事、感じた事をアップしているだけです。帰ってきたら全てに追記を施して、ちゃんと読めるものにしようとは思っていますが、今はなんといってもリアルタイムですから!地図を片手に見ていただくと疑似お遍路体験も出来ます。暇つぶしにはもってこいです。良かった見て下さい(^^)
この下あたりにリンクを貼っていただけると思ってます(^^)
はりました!(by 管理人)
それでは今年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
合掌 (^人^)
【WEBノベル】第七話~十楽寺を公開しました。
『昔々のお話です。あれは確か、四十二歳のお大師さんがこの地を巡錫(じゅんしゃく)していたときのこと』
「なにこれ! なんでイキナリ紙芝居とか始まってんの!?」
『ある朝、お大師さんは大きな家の前に立って托鉢をしていました。すると、程なくして若い女が出てきて丁寧に供養を捧げました』
「あれ、俺の疑問無視!? てか、空海えらい男前やな!」……
光明山(こうみょうざん)蓮華院(れんげいん)十楽寺(じゅうらくじ)
羅紗( らーしゃ )
88人姉妹の七女。
他人の恋愛話が大好物。
「愛欲」を司る。
本質は『鉤索』
愛染明王像を拠り所とし、名前「らーしゃ」は愛染明王の梵名ラーガ・ラージャに由来する。
お遍路スイッチVol.7
12月21日に出発します。
ただし雨天順延です(^^;)「良い天気!」からのスタートが鉄則。ただ単にテンションの問題なんですけどね。まぁ今回は日程に余裕のある旅なので、せめて雨が降らない程度で歩きはじめられればと思っています。
行程はフェリーで愛媛県の三津浜港に上陸しまして、52番札所太山寺が打ち始めになります。グルッと一周して51番札所石手寺が結願です。予定は50日。余裕がかなりありますので、ご縁を大事にして楽しくお遍路したいと思います。
よくある質問にお答えします。
Q.全部歩くの?
A.全部歩きます。ロープウェイ等も使いません。
Q.どこに泊まるの?
A. 最初はテントも持参しようと思ったのですが、今年は寒派も厳しいようなので断念。基本はお遍路宿(民宿)で、お寺の通夜堂や善根宿(お接待)は利用します。野宿とまではいきませんが、壁・屋根があるところは寝袋で対応したいと思います。
Q.予算はどのくらい?
A.1日平均6000円×50日で30万円+αと計画しています。
Q.荷物はどのくらい?
A.リュックは70ℓです。重さは10㎏くらいに成ればと思っています。軽ければ軽い方がベスト。
Q.何を持って行くの?
A.納経帳などお参りの道具、下着の替え、防寒具、寝袋(-18℃仕様)、懐中電灯、ランタン(小)、カッパ、ポンチョ、銀マット、スマホの電池(4回満タン分)、洗面道具等々。
Q.何を着て行くの?
A.これが一番悩みました。歩けば暑い止まれば寒い、四国は寒暖差も激しいので厚着も薄着も厳しいです。
色々考えた結果、インナーはヒートテック上下にTシャツ、ナイロン製で裏フリース素材のジャージ上下、その上にいつも着ているデニムの作務衣の上だけ、寒い時はダウンのベスト、更に寒い時はポンチョという感じになりました。小物はニット帽、ナイロン製の手袋、ネックウォーマー、登山用の靴下。菅笠は最後まで悩みましたがリュックがデカ過ぎて被れず断念しました。
Q.靴はどんな物?
A.一番お金を掛けました。お遍路は靴が命です。
モンベルのトレッキング用で柔らかい素材の物を選びました。中敷きも変えました(なんと4500円!)。前回は夏だったので軽さを重視してマラソンシューズを採用したのですが、今回は雪道もあるのでトレッキングシューズにしました。
Q.1日どのくらい歩くの?
A.場所にもよりますが35㎞くらいでしょう。夏より距離は出ると思いますがゆっくり行きます。
Q.痩せると思う?
A.アンガールズになる予定。ジャンガジャンガ練習中。
ちなみにスタートは105㎏!
Q.ひとりで寂しくない?
A.大人ですから。
とまぁこんな感じです。ただ「歩き遍路」は予定どうりにはいかないものです。途中で荷物が増えたり、予算が掛かったり、体重が減らなかったり(^^;)、そこが楽しいところなんですけどね。
今回は「歩き遍路の魅力」の続編を書く予定にしていたのですが、色々書くより実際に歩いてる中で伝えていけたらと思っています。
そんな中「おまいりんぐ」のスタッフからブログのお話を頂きました。どのような型になるかまだ分かりませんが、「お遍路スイッチ」の番外編と思って読んで頂けたら幸いです。タイトルだけは決まっていて(^^;)、「空と海が出会う場所」です。空海と掛けてます(^^)。構えず全てをさらけ出すつもりで書こうと思います。そして電池のある限り更新したいと思っています。
それでは次回は四国の空の下からです。
行って来ます!!
合掌 (^人^)
【WEBノベル】第六話~安楽寺を公開しました。
「何しけた話してるの、歌蔵(うたぞう)」
第五番札所地蔵寺、奥之院・五百羅漢堂の片隅。
『色(しき)』と『空(くう)』を語りながら、しんみりする俺と
蔵杏羅(くあら)に、不意に誰かの声が聞こえた。
「えっ、その声は――もしかして、リンちゃん?」
蔵杏羅の表情がぱっと明るくなる。……
温泉山(おんせんざん)瑠璃光院(るりこういん)安楽寺(あんらくじ)
癒安( ゆあん )
88人姉妹の六女。
世話好き。
「安楽」を司る。
本質は『懇篤』。
「さか松」を拠り所としている。一見おっとりとしているが、案外思い切った行動をとる。
コラム~お遍路スイッチvol.6
歩きに行きます。
12月末から年をまたいで歩き遍路を計画しています。
仕事もお休みして50日くらいの予定。
旅行もそうだと思いますが、
初めての真冬の歩き遍路なので不安もありますが、
そういう事で今回は「歩き遍路の魅力」です。
個人的には「道に迷う」「考える時間が沢山ある」「お接待」
特に「お接待」は、
「お接待」と聞くと、
具体的には、お遍路さんに飲み物や食べ物を施すこと。
前にも書きましたが、お遍路は”同行二人”
お遍路さんは「お接待」を頂いたら、自身の”納め札”
では、物を頂くのが魅力なのかというと、
疲れ果てている時や諦めてしまいそうな時、絶妙なタイミングで「
私が真夏に歩いた時のお話です。
71番札所弥谷寺の手前の道の駅。
バスが去ってから頂いた袋を開けてみると、
手紙の文面です。
「おへんろさんへ
おまいりごくろうさまです。
お母さんと一緒に一生懸命書いている姿を想像したら元気が出て来
”納め札”を交換させて頂いたんですが、やはり四国の方でした。
「お接待」は本当に素敵な文化だと思います。是非、
私もバスで先達をしていますので、いつも”ぽち袋”
「歩き遍路の魅力」だったんですが、何か「お接待」
という事で、次回も「歩き遍路の魅力」です。
合掌 (^人^)