【巡礼日記】巡礼第二回目!(後編)
こんにちわ!ソラです(・ω・)ノ遅くなりました。
巡礼日記第二回目(後編) 十楽寺の続きからです!!
十楽寺では本堂と大師堂でのお参りを団体さんと一緒にさせていただきました。
お経に慣れた人の声(と鐘の音)があるといつもよりお経があげやすい。。(-´∀`-)
その団体さんについていた先達さんには、お遍路マナーのレクチャーを受けました。
お経をあげるときに立つ位置も、後から来た人が困らないように考えるとか、
先にお経をあげている人が居る場合、般若心経が終わるまではお参りを待つとか、
やはりお遍路マナーは他の人のことを考えて作られているんだなと再確認。
お遍路マナーとして聞かなくても、自然とそういう気遣いができる人になれれば素敵だなぁ。。
見所として紹介された、愛染明王のお堂や、
眼病を治してくれる地蔵尊像にもお参りをし、8番札所へ。
8番札所、熊谷寺で有名なのは、山門の天女の絵と境内の多宝塔だそう。
さっそく山門を見に行くと、畑に挟まれた参道に、木造瓦葺きの山門が。
天女の絵は山門二階部分の天井絵だったようで、直接見ることはできませんでしたが、
山門がかっこよかったのでそれはそれで満足です。(*´ω`*)
熊谷寺の境内は山の緑が印象的なお寺でした。
熊野の神にご本尊様を授かったというくらいだし、昔はもっと山深いお寺だったのかも(゜ω゜)?
本堂に向かって進んでいくと、途中に見所として紹介された多宝塔が。
四国最大で最古のものらしく、存在感抜群でした。
そして多宝塔横のスピーカーから流れるお経も存在感ばつぐんでした。
そろそろ日が落ち始め、第一回と同じく駆け足で回った9番札所、法輪寺。。
寝姿の本尊、涅槃釈迦如来像のお姿と、いろいろなところで見かけるわらじが印象的でした。
このわらじ、杖無しでは歩けなかった人が、法輪寺の参道で足が完治したという伝えがあり、
奉納されるようになったのだとか。
そして10番札所、切幡寺に着いたのは、前回同様納経所が閉まるぎりぎりの時間。
今回もなんとか無事納経を済ませることができました。(´u`*)
切幡寺の参道沿いは、遍路宿や遍路用品店が並び、
珍しくここが参道だということがよく分かる道になっていました。
そんな参道正面にあるお店で、あゆみとおそろいの杖を購入(`・ω・)
今まで使っていた杖より長く、金具がついている分ずっしりです。
切幡寺は斜面や階段が多く、ちょうど杖大活躍なお寺でした。
まだ持ち慣れない杖での斜面はちょっと危なかったかも。。(・ω・`三´・ω・)
早く手に馴染むと良いな。
切幡寺大塔まで行くと、とても眺めの良い場所な上、
塔がずっしりとした風格があってとても綺麗で、しばらく眺めていたい気分に。
さらに奥には奥の院がありますが、日が落ちていたのでここで時間切れです。
前回に続き、眺めの良い風景で終わった第二回目の巡礼。
雨という天候から分かったお寺の気遣いのありがたさあり、
大丈夫だろうという体力(体温?)の過信を思い知らされることありの、
また違った学びのある一日でした。(・ω・)
特に、無理せず回れるよう準備しておかないと存外つらい目にあうということは
噂のお遍路ころがしにたどりつく前に
体感しておいて良かったかもしれません。
次はもうちょっと準備して巡礼に臨もうと思います(`・ω・)
【WEBノベル】第五話~地蔵寺を公開しました。
「え? 私たちが何者かですって? 取り敢えず言っておくけど、私たちは精霊でもカミサマでも妖怪でもないし、一緒にされるとお互い迷惑だからやめてくれない」
八八さんは何者なのか。
ふと気になったので、八八さんについて考えてみる。
四国に伝わる昔話の一つ『四国結界伝説』に・・・・・
無尽山(むじんざん)荘厳院(しょうごいん)地蔵寺(じぞうじ)
蔵杏羅( くあら )
88人姉妹の五女。
明るく元気。歌うことが大好き。
「制勝」を司る。
本質は『熱意』。
「たらちね大銀杏」を拠り所としている。奥之院の五百羅漢堂はお気に入りの場所で、羅漢像相手に歌を披露するのが日課。
口癖は「焼かれても頑張るョ!」
コラム~お遍路スイッチvol.5
もうすぐ師走です。
12月になると沢山のイベントがあります。忘年会、クリスマス、大晦日、等々。新しい出会いも多いのではないでしょうか?男女の出会いはもちろん、仕事の上でも人間関係が広がるチャンスも多いと思います。寒いやら忙しいやら言ってないで、街に繰り出しましょう(^^)
という事で、今回は”縁結び・商売繁盛”に御利益があるとされる「歓喜天(かんぎてん)様」がテーマです。
前回「御本尊様」のお話しをしましたが、札所には本堂・大師堂以外にも沢山のお堂があり、様々な仏様や神様が祀られています。その中のひとつ「歓喜天様」です。もちろん全国には「歓喜天様」が御本尊様のお寺もあります。
四国霊場の中にある「歓喜天様」のお堂で有名なのは、50番札所繁多寺と85番札所八栗寺。
繁多寺には徳川四代将軍家綱の持念仏で3体ある内の1つが歓喜天堂に、八栗寺にはお大師様作とされるものが聖天堂に祀られています。
いくつかお堂はありますが、代表的なのはこの2つでしょう。
「歓喜天様」のお名前を初めて聞かれた方も多いと思います。聖天(しょうてん)、大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)と呼ばれることもあり、天部になりますので神様です。
天部というのは、古代インドの神々が仏教に取り込まれたもので、如来・菩薩・明王が人々を救済するのに対して、仏法を守護し、福徳を授ける役目をされています。
「歓喜天様」も守護神です。ヒンズー教でのお名前は「ガネーシャ」です。
「ガネーシャ」というほうが、皆さんにはピンと来るかも知れませんね。数年前に古田新太さん主演の「夢をかなえるゾウ」というドラマがありましたが、「ガネーシャ」が主役のお話です。あとパワーストーンやシルバーのアクセサリーなんかを売っているお店で、象をモチーフにしたものは殆どが「ガネーシャ」です。
では「歓喜天様」の御利益はというと、先にも書きましたが”縁結び・夫婦和合・商売繁盛”といわれます。
「ガネーシャ」と違い「歓喜天様」は、顔が象で身体が人間、2体が抱き合っている姿が一般的です。ほとんどが秘仏なので、なかなか見る機会が無いのですが、以前ある札所で見せて頂いたものは、いかにも”縁結び・夫婦和合”という感じでギュッと抱き合っていらっしゃいました(笑)。
大根と甘い物が大好きな「歓喜天様」”死ぬまで大根を口にしない”と願をかけると、いち早く願いを叶えてくれるそうです。その功徳はとても霊験が強く、子孫七代までの幸福を一身に集め授けるといわれています。ただし大変チカラが強い為、もしその祈願の時に交わした約束を破ると命を落とす程の罰が当たるともいわれます。先達によっては「歓喜天様は罰が怖いので、生半可な気持ちでお願いをしてはいけない」と言われる方もいらっしゃいます。
チカラが強くて怖いイメージの「歓喜天様」なんですが、私はあまりそういう風には思っていません。もっと身近に感じて、いつでも手を合わせる事の出来る神様だと思っています。実際私も願をかけていて、「なるべく大根は食べません」と約束しています。「なるべく」としておかないと酔っ払った時に、たくあんや大根おろしを食べちゃう恐れがありますからね(笑)。
そして、これは八栗寺のご住職に教えて頂いたのですが、「歓喜天様」は願いが叶いお礼参りに来る人達の喜んでいる顔を見るのが大好きなので、歓迎の歓に喜ぶと書いて「歓喜天」というそうです。
ご真言は「おんきりく ぎゃくうん そわか」
この真言を7回唱え意中の相手の名前を呼べば、その人を呼び寄せられる。人から愛され敬われるともいわれます。
出会いの多い年末を迎える前に、そして2013年の初詣に「歓喜天様」をお参りするのも良いかも知れませんね。ちなみにお供え物は、好物の大根や甘酒が良いといわれます。しっかり準備して出かけましょう!
合掌 (^人^)
【巡礼日記】巡礼第二回目!(前編)
◆ 第二回 ◆
巡礼日:2012年11月17日
参拝札所:第6番・安楽寺 ~ 第10番・切幡寺
◇ ◇ ◇
こんにちは!そしてお久しぶりです。ソラです(・ω・)ノ
当初第二回の巡礼は11日を予定していたものの、
悪天候の為17日に延期に。
そして迎えた17日は。。雨!(ノ_<。)
今回は雨の巡礼をしてみなさいってことだったのかな。。
そんな雨の中での巡礼第二回目。
6番札所、安楽寺からのスタートです!(´。_。)
6番札所到着時、そんなに雨も降っておらず、
寒さもそれほどではなかったので、
特に何の疑問も持たず衣装に何も羽織らないまま外へ。
安楽寺では雨風をしのげる場所として山門の二層目を提供しているらしい
ということで、早速撮影。。と思ったら
「商用目的、ネット掲載目的での撮影はご遠慮ください」の立て札が。Σ(・ω・)
もともと今回はお寺の方にお寺の見所を聞いてみよう!
という話もしていたので、本堂右側の宿坊受付に
撮影許可をいただきに&お寺の見所を聞きに行くことに。
お話を聞くと、撮影許可が要るのは本堂周辺の撮影で、
境内の撮影は許可が要らないとか。良かったー。(-´∀`-)
本堂は勝手に撮影・掲載してしまうと問題があるそうなので、
皆様も撮影をしたいときはお寺にご相談を!
見所として紹介していただいた本堂前の拝殿は最近できたもののようで、
木の色がまだ新しく、干支やお大師様の彫刻も陰影がくっきりしていてなんだか新鮮でした。
この拝殿、雨の日などにお参りをするお遍路さんが
雨に濡れずにお参りできるようにと建てられたのだとか。
見所の説明を受けている間にだんだんと本降りになってきた雨の中、
拝殿のありがたさを感じながらお参りしました(-人-)
こんな天気でなかったらわからないありがたさだったかもしれません。(゜ω゜)!
本堂横の建物の前を通ると大師堂までも屋根の下を通って移動でき、
雨に濡れずにお参りができました。拝殿以外も雨の日を考えて作られているんだろうか。。
あまり濡れずに、とはいえ、肩や腕は結構濡れて。。
だんだんと体温が奪われていくことに。((゜д゜)))
頭は菅笠で、足は防水の靴で完全防備だったのが救いですが
安楽寺を出る頃には結構寒かったです。(>ω<、)
考えてみればそりゃそうだ、という感じですが。。
震えながら安楽寺を出、次は7番札所。。の前に、たらいうどんをいただきました。
たらいうどんと薬味のしょうがで体を温めて。。(`・ω・)7番札所、十楽寺へ。
納経所でお話を聞くと、十楽寺は花で有名なお寺のよう。
言われてみれば桜やあじさいなど、花が咲く植物が目立ちました。
花の季節はもっと綺麗なんだろうな。(*´ω`*)
花といえば、十楽寺の近くに一面のコスモス畑がありました。
あんなにコスモスが群生しているのははじめて見る光景で、とっても幻想的でした。
コスモスはお寺の花ではなくて、地域の方々の活動によるものだそう。
お遍路さんを含め、道行く人の心を和ませているんだろうなと思うと、
これも立派なお接待のような気がします。(・ω・)
長くなりましたので、続きはまた(後編)で!
【WEBノベル】第四話~大日寺を公開しました。
「どぉりゃあああぁぁあぁ」
突然の雄叫(おたけ)びに空を見上げた。 ひゅるると風切り音を響かせて、橙色の丸い物体が迫ってくる。それには縞模様の見覚えのある尻尾が――
「ぶほっ」
俺は情けない声を上げて、顔面でそれを受け止めた。みかんの親玉のような風貌をしたそいつは、人の顔を緩衝材がわりに・・・・・
黒巌山(こくがんざん) 遍照院(へんじょういん) 大日寺(だいにちじ)
黒 鐘( くろかね )
88人姉妹の四女。
節約は美徳。しっかり者。
「再興」を司る。
本質は『確固』。
荒廃と再興を繰り返したお寺を彩る「蓮の石鉢」を拠り所としている。
姉妹たちに「コクリン」と呼ばれているが、本人は気に入っていない。
コラム~お遍路スイッチvol.4
徳光さんが歩いています。
「徳さんのお遍路さん」BS-TBSで日曜日の朝9時から放送しています。まだ始まったばかりで、今週6番札所を放送予定。
実際の徳光さんはというと、ちょっと前に39番札所延光寺で目撃情報がありましたので、そろそろ愛媛県に入られた頃でしょうね。
「おまいりんぐ」とのコラボがあったりして?あゆみちゃんとの”夢の共演”見てみたいなぁ(^^)。
今回のテーマは「守り御本尊様」
お寺(四国霊場に限らず)には、必ず本堂もしくは金堂と呼ばれる中心的存在のお堂があります。
この本堂に祀られているのが、御本尊様です。お寺で最も大切な仏様です。仏様には、如来、菩薩、明王など様々なお姿があり、お寺によって御本尊様は違います。
四国八十八カ所霊場には、全部で15種類の御本尊様がいらっしゃいます。ちなみに、一番数が多いのは薬師如来様で24カ寺です。
「おまいりんぐ」の八八さんのように、各札所のそれぞれの御本尊様が、皆さんをお迎えしておられます。
各お寺に御本尊様があるように、私たちにも個々を守護してくださる仏様があります。この仏様が「守り御本尊様」です。「八仏」「八尊」「守護仏」と呼ばれることもあり、干支で決まっています。
子 千手観音菩薩
丑、寅 虚空蔵菩薩
卯 文珠菩薩
辰、巳 普賢菩薩
午 勢至菩薩
未、申 大日如来
酉 不動明王
戌、亥 阿弥陀如来
こういうラインナップ?です。
御本尊様にはご真言があって、3回唱えると良いといわれます。例えば、私は「守り御本尊様」が大日如来様ですので「おん あびらうんけん ばざらだとばん」と3回唱えます。自分の御本尊様のご真言を覚えておくと良いでしょう。ピンチやチャンスの時、きっとチカラを貸していただけます。
”ご真言”と検索すれば、すぐに見つかると思いますので、調べてみてください。
御守りを買う時にも関係してくる場合があります。
パワーストーンのブレスレットを着けている方をよく見ますが、正式には”腕輪念珠”といって、お寺では「守り御本尊様」別に御守りとして売っている所もあります。パワーストーンも悪くはないですが、「守り御本尊様」も加えていただくと更にパワーアップ?ですよ(^^)。
また、どの札所で御守りを買おうかと迷った時は、自分の「守り御本尊様」が御本尊様の札所を選ぶというのもひとつの方法です。
お遍路さんの中には、お参りを始める時、1番札所霊山寺の境内にある等身大の「守り御本尊様」に、出発のご挨拶、道中の安全を祈願される方もいらっしゃいます。
ひとつ残念なのは、四国霊場の中に普賢菩薩様と勢至菩薩様が御本尊様の札所が無いということです。
辰年、巳年、午年の方は、先ほどの霊山寺や40番札所観自在寺などに行くと「守り御本尊様」がずらりと並んでおられますので、そういう札所でしっかりお参りすると良いでしょう。
また、81番札所白峯寺は「十二干守り本尊泰安の寺」ともいわれ、全ての干支のお堂が揃っています。
他の札所にも、脇仏様としていらっしゃることがありますので、探してみるのも楽しいかも知れませんね。
自分の「守り御本尊様」を知ることで、お遍路も更に充実すると思います。
お遍路に限らず、近所にあるお寺の御本尊様が、自分の「守り御本尊様」だったりしたら結構テンション上がりますよ↑↑。
合掌(^人^)
コラム~お遍路スイッチvol.3
すっかり秋です。
お遍路シーズンまっさかり!札所(お寺)はお遍路さんで白く染められています。
今年はうるう年ということで、”逆打ち”の年。
4年に一度のイベント?なので、盛り上がっています。
“逆打ち”というのは、その名の通り札所の番号を逆にお参りする事。88番から87、86、85・・・とお参りして行きます。″御利益が3倍″または″お大師さんに出会える旅″といわれています。
もとは”衛門三郎”という人のお話がはじまり。興味のある人は検索してみてください。
まぁとにかく盛り上がっていて、私は主にバスのお遍路さんの先達を生業としているんですが、今年はこのままいくと年間270日はお遍路をしている計算になります。
ちなみにこの原稿も、”逆打ち”ツアーの高知のホテルで書いています。
さて、今回のテーマは「御守り」
私は、「御守り」大好き先達です。
こう書くと”アメトーク”っぽいですが(笑)、「御守り」を愛してやまない先達です。
「御守り」というと、開運.招福.厄除.魔除といろいろありますが、御利益を手元に置いたり、持ち歩けるのが「御守り」だと思っています。
普段の生活の中でもそうですし、重大な局面やピンチやチャンスの時に、心の糧になってくれるアイテムです。
お遍路をしている時は「同行二人(どうぎょうににん)」といって、お大師さんと二人連れで歩き、お大師さんにお守りしていただいています。
お遍路さんの持っている金剛杖にはお大師さんの魂が宿るといわれ、杖が「御守り」になります。
八十八カ所霊場にも、各札所に様々な「御守り」があります。
「先達さんのオススメは?」とよく聞かれるんですが、「御守り」にオススメはありません(笑)。
ひとつ紹介するならば、18番札所恩山寺の”摺袈裟(すりげさ)”。私が肌身離さず持っている「御守り」です。
亡くなった時、棺桶に入れると極楽往生。
亡くなった人の仏壇に供えると、まだまだ間に合う極楽往生。
そして、生きている私たちが持つと、”悪い事が良い事に変わる”。
これが”摺袈裟”です。
“悪い事が良い事に変わる”。
これは私の勝手な解釈になりますが(笑)、仏教の言葉に「悪因悪果」というのがあります。悪い結果には必ず悪い原因があるということです。
例えば、裸で寝る→風邪をひく。悪い原因が裸で寝る事で、悪い結果が風邪をひく事。
では、これが良い結果に変わるとなるとこうなります。
裸で寝る→風邪をひく→通院→かわいい看護士さんとの出会い→幸せな結婚。
ちょっと強引ですが(笑)、こういう事です。
ようするに、現在は過去の積み重ね、過去のマイナスは全て現在の幸せの為にある。そういう「御守り」です。
欲しくなったでしょ?
“摺袈裟”をはじめ、八十八カ所霊場には沢山の魅力的な「御守り」があります。「御守り」大好き先達としては、是非このコラムでシリーズ化して紹介していきたいと思っています。
人生は自分で切り開くものですが、お遍路さんに「同行二人」お大師さんが一緒にいてくださるように、皆さんも心の糧として「御守り」を持つと心強いですよ。
合掌(^人^)
【WEBノベル】第三話~金泉寺を公開しました。
「恵ってさ、適応力あるよね」
第二番札所・極楽寺(ごくらくじ)を出て次の札所へ向かう途中、あゆみが唐突にそんなことを言った。
「そうかな?」
「うん。淡桜(あわざくら)さんや二葉(ふたば)さんと出会ったときも、なんていうか、普通やったし。全然驚いた感じせんかったもん。・・・・・
亀光山(きこうざん) 釈迦院(しゃかいん) 金泉寺(こんせんじ)
龍泉(たつみ)
88人姉妹の三女。
寡黙。そして真面目。
「健勝」を司る。
本質は『屈強』。
不動明王の化身とされる「倶利伽羅龍王」を模し、手には「黄金の井戸」を象徴する金色の鏡を持っている。
88人姉妹の中で一二を争うほどの強運の持ち主。