レポート:「第二回 一緒にお遍路しよう!」【巡拝学部】
今回、巡拝学部が向かったのは「第45番 海岸山 岩屋寺」です。
公認先達の野村常晋先生にご協力をいただき、打ちもどりルートで岩屋寺を目指します。愛媛県は久万高原町にあるお寺で、昔から修行の場として有名です。
「 今回のルートは ザ・修行です 」
と聞いてはいたものの、大袈裟だなあ(^ω^)と油断していましたが、なんということでしょう。本当に本当の修行でした。
朝9:00に松山市を出発し、久万高原町へと向かいます。前日はあいにくの大雨でしたが、この日は雨も止み無事出発できました。
10:00に ふるさと旅行村に到着し準備運動└(・-・)┘┌(・-・)┐
長時間歩く(そして登る)ので入念に準備をしておきましょう。
こちらがその話題の「修行ルート」です!なんと約2,800mの坂道を登り、峠を越え、アップダウンを繰り返しながら下って岩屋寺に入ります。傾斜がゆるむことのない「修行のへんろ道」を堪能できます!
山のふもとの景色は、これから修行が始まるとは思えないほど穏やかでした。家々や草木などひとつひとつに風情があり、日常では感じられないような優しい空気が流れていました。
少し肌寒い気温でしたが、前日の雨のおかげもあってか空気がとても澄んでいました。山中には、なんと雪が残っており、さらに情景を引き立てていました。
しばらく登っていくと、「八丁坂の茶屋跡」があります。野尻から中野村を経て上がる、打ちもどりなしルートとの出合い場所です。そこには椅子もあり、ちょっとした休憩ができます。ここで昔の人たちも休憩していたのかなと思うと、感慨深いものがありました。
さらに上っていくと「馬の背」と言われる細い道に出ます。道の両側が傾斜になっており、高くそびえる木々の中を抜けていきます。まるで自然の橋を渡っているようでした。
1時間半ほど歩いた頃、ついに!!あの話題の「逼割(せりわり)禅定」へとたどり着くことができました。逼割禅定は、開山の法華仙人が弘法大師に通力を見せた跡と伝えられています。この重厚な門の鍵は、岩屋寺でお借りすることができます。しかし!今回のルートから行くと、一旦山を下り、また登ってこなくてはなりませんので注意が必要です。
門を開くと、ごつごつした岩の斜面に綱が垂れ下がっています。この急すぎる斜面を登っていかなければ、白山大権現の祠には到達できません。これはもはやロッククライミングです。
しかしこれはまだ序章にすぎません。登った先には、さらに断崖絶壁が…!登るかどうか躊躇うレベルの高さと険しさです。もう命がけのロッククライミングです。でもせっかく来たので気合いで登ることにしました。
登った先にはさらに階段があり、さらに上へと登っていきます。頂上にはギリギリ3人がいるスペースしかなく、柵もないので、この鉄の鎖と綱がだけが頼りです。ここで白山大権現の祠を拝むことができます。
一緒に登った皆様に助けていただきながら、やっと頂上に辿り着くことができました。登り終わった後には「私でもできた!」という壮大な達成感がありました。そして登るときよりも降りるときが勇気がいることが分かりました。これから行かれる方は、腕力と気合いと根性で乗り越えましょう└(・-・)┘
13:00頃、ようやく岩屋寺に到着しました。それまでの雰囲気とは一変して美しいお寺に圧倒されます。また、副住職様がお話をしてくださり、いろいろなお寺に関する興味深いお話を聞くことができました。とても分かりやすく話してくださり、お遍路に対する興味がより一層深まりました。
も遍路大学を通じて、お遍路について学べるということももちろんですが、人と人がふれあうきっかけができていくのが本当に面白いなと感じました。
運動不足の私にとっては厳しいところも多々ありましたが、日頃、感じたことのないような清々しい気持ちになれました。
「ほんとうに歩いてよかった!」
レポート:「第一回 一緒にキャラ描こう!」【萌え学部】
2/22(土)もmohenro chayaで行われた「第一回 一緒にキャラ描こう!」【も遍路大学 萌え学部】の様子です^^
柄杓プロジェクトで奉納される「萌え柄杓」をおまいりんぐの原作小説、キャラを描いているSHIZUMU先生に教えてもらいながら描きました。
参加者の方はさすが慣れていてとても上手!
私は、、アクリル絵具の色を調合して、描く→ティッシュでふく(失敗)→描く→ふくの繰り返しで何とか完成!
普段は手描きで絵を描くことがないので、とてもリフレッシュできました!
次も楽しみです!
次回は、巡拝学部の「一緒にお遍路してみよう!」です。日時はまた後日掲載したします。
運営担当:T
レポート:「第一回 一緒にキャラ描こう!」【萌え学部】
おまいりんぐのスタッフと一緒にキャラを描いてみよう!
萌え学部のプロジェクト「柄杓プロジェクト」に参加してみませんか?萌え学部第一回目は、おまいりんぐの原作小説、キャラを描いているSHIZUMU先生と柄杓にキャラを描く授業です。一緒にキャラを描きながら、楽しくコツを学んだり制作について知ることができます。
描いた柄杓は四国八十八箇所のお寺に奉納して、お遍路さんに使っていただきます。 皆さんのご参加をお待ちしています!
先生:SHIZUMU(オープンデザイン株式会社 コンテンツ事業部 マネージャー)
日時:2014年2月22日(土)13:00~15:30
場所:mohenro chaya (石手寺参道入口)
参加費:無料【★要予約~申込フォームあり】
定員:15名
【も大学】12/22「第一回 おまいりんがるのススメ」【も遍路大学 巡拝学部】
巡拝学部「第一回 おまいりんがるのススメ」
お寺のルール&作法を身に付けて、自分らしくお参りする方法!
四国では身近なお遍路、だけど詳しい事はわからない。。
お寺(八十八箇所)には興味はあるけど、わかりやすく教えて欲しい!という方に、歌って踊れる公認先達ジョーシンさんが楽しく講演して下さいます。
見方を変えて見てみると、身近にこんなに面白いものが!と気づく事やヘー!って思うことがたくさんあります。
是非、ご参加ください!
先生:巡拝学部教授 野村常晋(四国八十八ヶ所霊場会公認先達)
日時:12/22(日)13:00~15:00
場所:mohenro chaya (石手寺参道入口)
参加費:無料(予約制)ご予約はTEL(089-914-5188)かメール(info@open-design.jp )にて。
定員:15名
[先生について]
1969年生 山口県出身
職業:先達(主にバスツアー)
四国八十八ヶ所霊場公認先達
四国別格二十霊場公認先達
●先達になった動機
平成12年にお遍路を始めました。きっかけは母親がTVを見ていて「私も行ってみたい!」と….。運転が危なっかしいので、ドライバーとして四国へ(^^;。
その後、自分のお遍路をするようになり、車や歩いてのお遍路の魅力に目覚める。四国で働いてみたり、高野山で働いてみたり(修行ではありません)した後、このお遍路を生業とすべく、また一生お遍路と共にありたいと思い先達をいただきました。
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■お申し込みについて
も遍路大学の授業参加お申し込みは「先着順」となっております。(定員に達した場合は受付を終了させていただきます。)
■出席について
授業開始時間の5分前までに教室へお入りください。遅刻された方は受講をお断りさせていただく場合があります。
席は登校順となっておりますので、お好きな席に着席してください。
■登校について
車で登校される方は、こちらの地図の駐車場をご利用ください(3台まで可能)
自転車・バイクは学校に止める事はできませんが、駐輪場は当日ご案内いたします。
■欠席について
当日、突然の腹痛などで欠席される場合は、当日の11:00までに「mohenro chaya (089-914-5188)」までご連絡ください。
■写真・動画使用承諾事項
オープンデザイン株式会社が運営する「おまいりんぐ も遍路大学」で開催される授業または授業の取材において、撮影された写真・映像の著作権は、すべてオープンデザイン株式会社に帰属していただきます。
また、取材・撮影された写真・映像素材の中の肖像、発言の方法、さらに、使用、不使用について、オープンデザイン株式会社に一任することを承認していただきます。
も遍路大学で開催される授業中または、講演中に取材・撮影された写真・映像素材を、も遍路大学の広告・広報活動においてのみ使用することを承認していただきます。
■学校通信について
も遍路大学では、授業の参加お申し込みをしていただいた方を対象に、授業スケジュールやイベント情報などをメール配信させていただきます。
【も大学】も遍路大学開校します!~ 2013/12/22
四国霊場とお遍路のことをもっと知りたい方のために、誰でも自由に入学できる
「おまいりんぐ~も遍路大学」を開校します。
【 学部・学科・プロジェクトのご紹介】
・巡拝学部
・萌え学部
・世界遺産登録応援プロジェクト
・柄杓プロジェクト
【イベント開催予定】
巡拝学部「第一回 おまいりんがるのススメ」
お寺のルール&作法を身に付けて、自分らしくお参りする方法!
【入学資格・学費】
◆入学資格:企画の趣旨に賛同していただける方。
◆ 学費
[ 一般学生 ] 無 料 *巡拝時は交通費、納経料など実費が必要となります。
【教員のご紹介】
・巡拝学部教授 野村常晋 (四国八十八ヶ所霊場会公認先達)
【大学事務局】
〒790-0924 愛媛県松山市南久米町117-1
オープンデザイン株式会社 おまいりんぐ事務局