レポート:「第二回 一緒にお遍路しよう!」【巡拝学部】

2014/04/09 (水)

雪道へんろ

今回、巡拝学部が向かったのは「第45番 海岸山 岩屋寺」です。
公認先達の野村常晋先生にご協力をいただき、打ちもどりルートで岩屋寺を目指します。愛媛県は久万高原町にあるお寺で、昔から修行の場として有名です。

 「 今回のルートは ザ・修行です 」 

と聞いてはいたものの、大袈裟だなあ(^ω^)と油断していましたが、なんということでしょう。本当に本当の修行でした。

朝9:00に松山市を出発し、久万高原町へと向かいます。前日はあいにくの大雨でしたが、この日は雨も止み無事出発できました。

10:00に ふるさと旅行村に到着し準備運動└(・-・)┘┌(・-・)┐
長時間歩く(そして登る)ので入念に準備をしておきましょう。

 

こちらがその話題の「修行ルート」です!なんと約2,800mの坂道を登り、峠を越え、アップダウンを繰り返しながら下って岩屋寺に入ります。傾斜がゆるむことのない「修行のへんろ道」を堪能できます!

 

岩屋寺 馬の背

山のふもとの景色は、これから修行が始まるとは思えないほど穏やかでした。家々や草木などひとつひとつに風情があり、日常では感じられないような優しい空気が流れていました。

少し肌寒い気温でしたが、前日の雨のおかげもあってか空気がとても澄んでいました。山中には、なんと雪が残っており、さらに情景を引き立てていました。

しばらく登っていくと、「八丁坂の茶屋跡」があります。野尻から中野村を経て上がる、打ちもどりなしルートとの出合い場所です。そこには椅子もあり、ちょっとした休憩ができます。ここで昔の人たちも休憩していたのかなと思うと、感慨深いものがありました。

さらに上っていくと「馬の背」と言われる細い道に出ます。道の両側が傾斜になっており、高くそびえる木々の中を抜けていきます。まるで自然の橋を渡っているようでした。

 

1時間半ほど歩いた頃、ついに!!あの話題の「逼割(せりわり)禅定」へとたどり着くことができました。逼割禅定は、開山の法華仙人が弘法大師に通力を見せた跡と伝えられています。この重厚な門の鍵は、岩屋寺でお借りすることができます。しかし!今回のルートから行くと、一旦山を下り、また登ってこなくてはなりませんので注意が必要です。

逼割禅定

門を開くと、ごつごつした岩の斜面に綱が垂れ下がっています。この急すぎる斜面を登っていかなければ、白山大権現の祠には到達できません。これはもはやロッククライミングです。

しかしこれはまだ序章にすぎません。登った先には、さらに断崖絶壁が…!登るかどうか躊躇うレベルの高さと険しさです。もう命がけのロッククライミングです。でもせっかく来たので気合いで登ることにしました。

登った先にはさらに階段があり、さらに上へと登っていきます。頂上にはギリギリ3人がいるスペースしかなく、柵もないので、この鉄の鎖と綱がだけが頼りです。ここで白山大権現の祠を拝むことができます。

白山大権現

 一緒に登った皆様に助けていただきながら、やっと頂上に辿り着くことができました。登り終わった後には「私でもできた!」という壮大な達成感がありました。そして登るときよりも降りるときが勇気がいることが分かりました。これから行かれる方は、腕力と気合いと根性で乗り越えましょう└(・-・)┘

 

岩屋寺13:00頃、ようやく岩屋寺に到着しました。それまでの雰囲気とは一変して美しいお寺に圧倒されます。また、副住職様がお話をしてくださり、いろいろなお寺に関する興味深いお話を聞くことができました。とても分かりやすく話してくださり、お遍路に対する興味がより一層深まりました。

も遍路大学を通じて、お遍路について学べるということももちろんですが、人と人がふれあうきっかけができていくのが本当に面白いなと感じました。

運動不足の私にとっては厳しいところも多々ありましたが、日頃、感じたことのないような清々しい気持ちになれました。

 

「ほんとうに歩いてよかった!」

 

 

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